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FP(年金受取時期・方法など)相談

年金受取は65歳からだと思っている方が多いですが、60歳から受取りも可能なのです。

一般的に繰上受給と言われています。又、65歳から遅らせて貰うのを繰り下げ受給と言います。

それぞれ、メリットデメリットがありますので、それを理解したうえで年金受給時期を決めてください。(FPはアドバイスはしますが)

 

それでは、繰上受給すると‥、大きなデメリットして受給額が下がるという事です。ちなみに1ケ月区切りで受給年齢時期を65歳を区切りとして、早めたり遅らせたりできます。(遅らせるのは75歳まで。つまり受取時期を10年(120か月分)先延ばしまで可能)

さて、受給額の変動は ⇒ 繰上時(早くもらう場合)1か月あたり0.4%が減額(現在61歳の方から)。つまり最大24%減額。

             繰下時(遅くもらう場合)1か月あたり0.7%が増額(65歳以降の経過月)。つまり最大84%増額。

この金額の差は大きいですよね。受給時期15年間の差で最大108%の金額差(約2倍以上)ですから。

でも、最近の物価高を考えると‥。今1,000円で買える品が、15年後いくらになっているか?又、75歳を過ぎて増えた年金額を有効に活用できるか(健康寿命という点もふまえて)。など、色々とあります。

 

今回のケースは、年金受取時期、受取種別(基礎年金と厚生年金は65歳以降の受取りであれば、勤務状況に合わせてそれぞれ単独受給も可能)、私設年金(生命保険の個人年金)、65歳定年退職に伴うその後の雇用継続収入などをふまえての相談でした。

写真にあるように、年齢ごとの年間受取金額をシミュレーション表で表し、それぞれのメリット・デメリットを伝え個々のライフスタイル、健康年齢、終活ライフを考慮して選択するようにアドバイスいたしました。

又、年金制度も日々変化するので、情報アンテナはしっかりと受信できるようにしておくことも追記させて戴きました。

 

簡易アドバイスは無料で対応していますので、お気軽にメールでもお問い合わせください。

皆様の「イキイキとしたライフステージ」を応援しています。